問2.日々我れ

すきなことをかく

良寛さん

私がまだ勤勉な大学生であった頃、以下の本を読んだ。

世の中がわかる「○○主義」の基礎知識 (PHP新書)

世の中がわかる「○○主義」の基礎知識 (PHP新書)

 

 とりあえず武器が欲しかった私は、それを教養にもとめた。その後教養主義者になったかというともちろんそんなこともない。まあそんなことはどうでもよくって、このなかで一番覚えているのが禁欲主義である。禁欲主義のかかげる清貧は非常にシンプルであるが、その内実は過激であるといったようなことが書かれていた。

だから良寛さんは過激な人なのだ*1

最近「ミニマリスト(必要最小限主義者)」の記事をよくみかける。ミニマリストは禁欲主義者ではないが、でも極端な「なんにもなさ」はまさにそのたぐいの過激さに思える。

あとミニマリストと名乗るのがちょっと面白い。主に違和感的な意味で。「マルキストの秋服」、「マゾヒストの爪切り」とか「ペシミストのライフスタイル」みたいな。ちょっと違うか。まだちょっとうまく説明できない。

※追記

しばらくこの「ミニマリストの~」について考えていたのだけど、たぶんあれだ。ファッション誌的なフレーズだからだ。例としては「マルキストが選ぶおすすめクレジットカード5選」、「マゾヒストの萌えるセリフ10~ドラマ編」とか「ペシミストがアゲアゲになる映画ベスト3」が正しい。

ミニマリズムは私にとっては憧れでもあるが、関連記事を読む度に常にこのことばを忘れないようにしている。

修行がうまくいっていると、自慢したくなるでしょう。なにかがうまくいっていると、それに余分なものをつけ加えたくなります。自慢は余分なものです。正しい努力とは、余分なものを除くことにあります。*2

トピック「ミニマリスト」について

*1:この本の中でも例として良寛さんがあげられていた

*2:禅マインド ビギナーズ・マインド (サンガ新書)』86頁より引用

atuihiga tudukanakutemo okaradani okiotukete chihoutosiyori (c)Imada_Natsuki