問2.日々我れ

すきなことをかく

はてな題詠「短歌の目」に参加してみて・感想


2月投稿短歌の感想です1−10 - はてな題詠「短歌の目」

卯野さん企画主催・感想ありがとうございました!
アップされた記事を見てからそっこうで作ったら、まさかのトップバッターになってしまいましたが、あの手この手を使ってよかったと思います。

振り返りとして今回詠む上で気をつけたのは以下の点です。

・出来る限り31音にすること
短歌の魅力は定型にあると考えているので(もちろん自由律にも面白い作品がたくさんあります)、最初だしここは忠実に詠んでみました。

・お題を1首にひとつだけ読み込むこと

今回「白」「雪」「チョコ」「あなた」「外」「おでん」「夜」と、お題どうしが親密だったので(テーマ短歌などが作りやすいようになっているのだと思いました!)、あえて互いを織り込まないように制限つけてみました。

そしてスター・引用スターをつけてくださったみなさま、ありがとうございました(こういうときの引用スターの便利さに心躍ります)!
引用スターを見る限りわりとバラけてて、それも個人的にうれしい(いしし)。

7.外はほら寒いし風も吹いてるし手袋ないし肉まんあるし

2.チョキかパーだけしかださない君が好き スカート揺れて「チヨコレイト」

上の2首にわりと人気が集まっている感じです。個人的にもお気に入りです。ふふふ。

次回も是非参加したいと思います!よろしくお願いします!

気が向いたので先ほどの2首について軽めの解説です。
7は、「外は寒い→出かけたくない→風も吹いている→出かけたくない→肉まんあるじゃん!→おうちにいよう」という流れに。音を合わせるための「手袋ないし」が一番最後に出てきました。
2 は、ジャンケンして勝った手に合わせて「グリコ・パイナップル・チヨコレイト」と階段をあがってゴールするあの遊び(名称不明)です。ベタなものが苦手な のに「君が好き」というかなり直球な言葉がすんなり入ったのは初句二句目がちょっと謎っぽいからかもしれません。あとは君が階段をあがっていくイメージ で。

全体的に自分の好きな歌が作れたと思います。でもちょっと言葉足らずなものが多いとも思うのでそこらへんを減らしていきたい。

ここからは自分のことを紹介がてら少し書いてみます。短歌は学生の頃から作り続けていて、しかし何かに応募するということもなくここまで来ました。
おそらく影響を受けているのは、穂村弘*1枡野浩一*2で好きなのは笹井宏之*3です。バリバリの現代短歌っ子です。
それから学生の時に短歌を作るようになって参考にした本が以下。

新星十人―現代短歌ニューウェイブ

新星十人―現代短歌ニューウェイブ

 

 ↑絶版。私が古本屋で購入した時すでに出版から10年弱でした。これを読んで穂村弘を知った。この中だと加藤治郎・坂井修一・林あまりがわりとしっくり来ていました。

かんたん短歌の作り方―マスノ短歌教を信じますの?

かんたん短歌の作り方―マスノ短歌教を信じますの?

 

 ↑31音原理主義(と私は呼んでいる)。あんまりやり過ぎるとちょっと苦しくなってきますが、まずはとことん31音にこだわると、日常的な言葉が短歌として浮かび上がってきます。

好みとしてはずっと視覚的な短歌*4が好きでしたが、最近古語の響きに魅力を感じるお年ごろになりました。ちかいうちに万葉集を勉強する予定。あと言葉遊びも好き。裏読み出来そうなイメージがたちあがる短歌にピンときやすい傾向にある。

*1:

シンジケート

シンジケート

 

*2:

ますの。―枡野浩一短歌集

ますの。―枡野浩一短歌集

 

*3:

てんとろり 笹井宏之第二歌集

てんとろり 笹井宏之第二歌集

 

*4:表記で遊ぶ短歌。今回の作品で言えば「瓜をほらかわいくすればいいじゃない?」「それってネイル?だったら爪ね」とか

atuihiga tudukanakutemo okaradani okiotukete chihoutosiyori (c)Imada_Natsuki