問2.日々我れ

すきなことをかく

カナヘビの話

qka.hatenadiary.com

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キューカさん(とお呼びしている。fktackさん*1*2の影響である)がカナヘビのことを書かれており、昔カナヘビを飼育していたため懐かしくなってコメントさせていただきました。なので今日は我が家にいたカナヘビのことを書きます。苦手な方は違う記事へどうぞ!別の記事へジャンプ(ランダム)

我が家でカナヘビを買っていたのは10年位前のことで、梅雨のある日、学校から帰るとプラスチックのカゴをひっくりかえした中にトカゲのような生き物がじっとしていた。それが爬虫類ということは明確で、それにもかかわらずカゴの中には輪切りにされたバナナがおいてあった。

「これどしたん?」「駐輪場の自転車のサドルにおったから捕まえてん」「よく捕まえたね」「全然逃げなかったから」

「これとかげ?」「カナヘビ」「カナヘビ。トカゲではない?」「うん」

カゴの網目の隙間から見るとカナヘビは愛らしい目をしていて、そこから口にかけてのフォルムなんかはなだらかでつややかで可愛いかった。

「でもなんでバナナ?」「バナナにハエが寄ってこないかな―って」「ああね」

しかしショウジョウバエ一匹たりとも見当たらない。

「名前決めたん?」「うん、ケーちゃんにしようかなって」「なんで」「友だちに似てるから」「友だちケーちゃん?」「うん」

今思うと母のネーミングセンスは驚異的である。ちなみに我が家で一番ネーミングセンスがいいのは妹で、妹がこれまでペットのハムスターにつけてきた名前は「こまつな(トマトって感じじゃないから)」「黒ごまプリン(色が黒ごまプリンぽい)*3」「シュクレ」「ウフ(うずらの卵みたいなサイズだから)」「きみみ(木耳、耳がきくらげみたいだから)」である。

そんなファーストコンタクトを終えた数日後、ケーちゃんにはいつの間にかいい感じの虫カゴが用意されており、隠れ家もあるような土メインの環境が用意されていた。
夏を迎えると餌の確保のために母は近所の公園や植え込みをはしごしながら、大量の餌(主にクモ)を捕まえていた。ケーちゃんはほっそりしているのになかなか大食らいで、あっという間に平らげていくのだった。

ちなみに冬は釣りの餌用のハエの幼虫を買ってきて、カゴの中にいれていたのだが、なにせ動きが悪く、そうこうしているうちに蛹になってハエになってしまう。そうなると飛び回るものだから、かえって適切な餌となるのだった。

それからカナヘビは脱皮をする生き物である。しばしば、玉ねぎの皮ぐらいの薄さをした白っぽいひらひらがカゴの中にあり、よくみると細やかなうろこが見て取れるのでした。中でも面白いのは四肢の部分で、指先がすごく細いのだけど、きちんとその形を保ったまま脱皮してたりするので不思議だった。

結局2年半ぐらい買ったのだけど、結局餌やりが難しくなったので、近所の空き地にロング・グッドバイしたのでした。

爬虫類つながりでもうひとつ。先日の地獄めぐりで、ワニばかりいるところがあったのだけど、そこはいったっておだやかでワニ界は平和そのものでした。いいな爬虫類。

*1:fktackさんは「エフタック」さんである。最初のkはいわゆる発音しないkだ。ちなみにこの呼び方の支持者はいまのところ一人である

*2:表記されているのに発音しない文字のことを黙字というらしい

*3:しかしこれは私が勝手に呼んでいた「ふくすけ」に取って代わられた。とても大福フォルムだったのである

atuihiga tudukanakutemo okaradani okiotukete chihoutosiyori (c)Imada_Natsuki