問2.日々我れ

すきなことをかく

第二回短歌の目・自作解説

tankanome.hateblo.jp

お題の難易度に身震いした。手元にない語彙、あるいは身につけられていない語彙ばかりで、こういうときはずるいけど、強引だけど手持ちの語彙に変えてしまうのもひとつの手だ。

という感じで言ってしまえば逃げの短歌、だし、のべらっくすで(はじめて?)暗くないお話を書いたからか、その反動で低体温なものが多くなったような気がする。

いくつかについて解説を書きます。感想はつぎに書きます。

1.入 出入り( ではいり )を許した君の骨を噛み 死んだらこのまま埋めてください
10.ひとつ あたたかい手のひとつめたい心してちぶさやさしくにぎって離す

よくつやうたを見かけるのでちょっとそんなつもりで作った。いつもうまくいかないし気恥ずかしいからトライしないけど、やっぱりリビドーの春かなと思って。

ひとつ、というのが案外難しくて入れ込みにしました。

2.粉 コーヒーのを床にぶちまけて 寝とられ男の月末過ぎぬ

ぶちまけるの職場でよくやってしまう。不器用さが個人的に好き。

4.フール フールにはヒーチサンタルもちこめすヒートはんたけきょかせいてすよ

これは目さんにたいひょうされますかの有名なたく音・はんたく音なし*1短歌てあります。最初はちかうものを作っていたのてすか、フールのなんたか間の抜けたかんしを見ていたら思いつけました。ありかとうこさいます。

5.摘 み者らつままれずつきあい つねりつけられつかまりおつかれ

こちらはなぎさらさんで有名なうりうり系短歌*2です。しかし本家にはかないませんね。やっぱり物語成分がないとおもしろくない。

7.花祭り 花祭り 近所の新興宗教は熱狂的に甘茶飲み干す

花祭も難しかったので、昔親に連れられて通っていたお寺のことを少し思い出しながら作った次第。

8.あらたまの あらたまの飼い主さんでいらっしゃる?ええその猫はアンといいます。

枕詞好きなんですけど、「あらたまの」を見た瞬間のあらたま?!の衝撃でした。結局猫になりました。あらまー。思ったより猫のたま派がいて面白かったです。ちなみにフランス語で an(アン) は年です。ふふ。

9.届け 届けてもいつも不在の人だからあげた花束ドライフラワー

花束すらドライフラワーになったのです。パリッパリです。

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