問2.日々我れ

すきなことをかく

第5回短歌の目7月 自作振り返り

tankanome.hateblo.jp

 

きちんと振り返りを書いてみた。よ!

1.手帳

来年のことを笑うか 嘘ばかり書かれた手帳を鬼が笑うか

はてな題詠「短歌の目」 第5回7月:初参加 - なめこの言い分2

1.手帳

真新しい手帳にウソを書き連ね 偽りの日々で今年を埋める

こちらからのインスパイアです。来年の事を言えば鬼が笑う短歌って見たことがあるような気がするのだけど、忘れました。

 

2.花火

アスファルト 下駄の響きに削られて午後の余熱に逃げこむ花火

 初句にばーんとアスファルト持って来ちゃったのでそのまま勢いで最後まで。浴衣で花火大会見に行くといつも路上のアスファルトが熱々なのです。

 

3.虫

 一寸の虫の魂五分ならば 私のたましい80センチ

 身体測定で身長測ったら数ミリ縮んでました。1に続くことわざ短歌。おもったよりインパクトが減ってしまったのが残念。

 

4.白

はつはるの冷たさでなく夕立を呼びこむような白のTシャツ

 0回目もお題で白があった気がしたので、はつはるからの初夏にジャンピングしてみました。去年ぐらいから白コーデにはまってます。白にもいろんな色があるのがきれい。「はつ」の語感が最近のマイブーム。

 

5.アイス

信じてた想像力は、数百円。アイスクリーム ゆるみ、したたる。

 かの有名な糸井重里のコピーから1首。想像する力にわたしはもっと可能性を感じたいのだけど、そこに他者とのズレを感じるわけで、それにぶち当たってしまっている現状。

 

6.プール

ワニ園は今日も凪いでるアリゲーター プールの 水面( みなも ) ウロコが ( つつ )

 前にいった地獄巡りのワニ地獄はマジ平和でした。時々ワニたちがぞぞろ、と体勢を変えるぐらいで、よく晴れた静かな日だったことを思い出します。あとウロコが背骨ぽいのも素敵。恐竜感ある。

 

7.すず

遠回り 見つけたほおずき熱されて すずみたいです 君は敬語で

すずみたい、の一言をいいたいがための短歌。当初からだいぶ形変えたけどあんまうまくはめ込みきれませんでした。ざんねんー。

 

8.アンタレス

アンタレス 女はひとり涙拭き 一途に赤く燃ゆる星よ

 さそり座の女のB面がひとりで涙をふきましょう、だということでドッキングしてみた。おもいのほか、アンタレス=あなたがいない、でも読める歌になったのは儲けもん。

9. 雷

ぶつぶつと手をすりあわす老婆あり 雷鳴だけが轟く晴天

雷→くわばら→老婆がとなえる、イメージ展開。でも普通に雷鳴ってたらつまらないから、声は聞こえど姿は見えぬ方式にしてみました。個人的には一番好き。

 

10.ぬばたまの

 ぬばたまの夜にうっすら横たわる汗ばむ我れを乾かさむ風

 つやつやした漆黒感を出したかったのだけど、難しくて完全なイメージ短歌です。夏だし軽くてしっとりした黒で。

 

atuihiga tudukanakutemo okaradani okiotukete chihoutosiyori (c)Imada_Natsuki