問2.日々我れ

すきなことをかく

働きたくなさたるや

家に向かう坂道をのぼっていくと月がどんどん近づいてくるのだった。今日の三日月は月らしい形で、影になって見えなくなっているはずの残りの部分の輪郭もうっすら見出すことができた。

最近の働きたくなさたるや、もうこのままフェードアウトしてしまいたいような気持ちでのろのろ起きていた毎日にとどめを刺すような今朝の余裕のない言葉の応酬にわたしは、いったいなんのために誰のために働いておるのか、わかんないなあわかんないなあと完全な視野狭窄の真っ暗闇の只中にいたのだが、そういうときに限って、いい知らせがやってくる。そのおかげで午後はやけに落ち着いて仕事をすることができた。私は日常の幸せと引き換えに創作のよろこびを投げ渡されているような気がしている。はやくバランスが取れるようになるといいのだけれども。

休憩時間にたましいのやわらかい生き物のことを考えた。考えた、というよりはイメージしたのだが、はやくこのようないきものになりたいものだ、というところにきて私の思考はゴールした。

とりあえず今朝考えた短歌を脳内で紛失してしまったことが悔やまれる。たぶんどこかの引き出しにあるはずなのだけど。やらねばならぬことだらけである。ばばっといきたい。

atuihiga tudukanakutemo okaradani okiotukete chihoutosiyori (c)Imada_Natsuki