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問2.日々我れ

すきなことをかく

第9回短歌の目・11月――古きよき秋

tankanome.hateblo.jp

(宣言通りはっちゃけたつもりであるものの方向性を間違えたかもしれない)今月もよろしくお願いいたします。

1. シチュー

 混沌を煮込んだシチュー掻き混ぜて鍋の底には御国産まれつ

2. 声

だうだつてよいことばかり投ぐる矢のさうざうしき声遠ざかつてゆけ

3. 羽

此れが羽だつたといふのかきみもまた疑ふことを知らぬ輩だ

4. 信

信ずればうそもまことになりにけむ赤い詐欺師は微笑んでゐる

5. カニ歩き

素戔嗚尊の為行甚だあぢきなし*1カニ歩きぐらゐやつてみせなよ

6. 蘭

阿蘭陀にかすていらなく英吉利もふらいどぽてとがないのだといふ

7. とり肌

なにひとつ異しきことはなかりけりフライドチキンにとり肌のたつ

8. 霜

月よりも遠き深海漂へば霜凛烈のザラビクニンよ

9. 末

末の世の末の末こそ思はるる命なくしてわれあらざらん

10.【枕詞】ひさかたの

ひさかたのかそけき光 対向のふゆ立つ風に薄められたる

 

文語旧かなで詠んでみました。全くもって自信がないので間違い等がございましたらコメントいただけますとうれしいです。

atuihiga tudukanakutemo okaradani okiotukete chihoutosiyori (c)Imada_Natsuki